講習会の予習がしたい
救助者となった方の声
「赤十字の一員で良かった」~人命救助の現場に立ち会って~
髙津真弓さん(赤十字幼児安全法・水上安全法指導員)
赤十字講習のボランティア指導員(インストラクター)である髙津真弓さん。現在は、幼児安全法と水上安全法の講習で、人命救助の大切さを伝えています。髙津さんが、実際の現場で一次救命処置をほどこしたのは、2018年2月、東武東上線の池袋駅でのことでした。
「私、胸骨圧迫できます」
駅で大柄の男性が倒れているのを見かけ、思わず名乗り出ました。男性の顔は灰色で手も青く、口からは泡が。「助かるのは厳しいかもしれない」と感じましたが、救急隊が到着するまでの10分間、懸命に胸骨圧迫を続けました。救急隊の到着直前、「うーん」と言って男性は息を吹き返し、心の底からほっとしました。
苦しんでいる人や困っている人を分け隔てなく助ける、赤十字の人道に共感しています。日頃、指導員として活動を続けていなかったら、今回のような時に一歩踏み出す勇気は持てなかったかもしれません。いざという時は突然やってきます。その時に一歩踏み出す勇気を、どなたにも持っていただければと思います。
ご寄付・ボランティアに支えられる講習会

手当が必要となる瞬間は、突然やってきます。
東京都の人口は、約1,380万人。
まだまだ多くの方々に赤十字講習を学んでいただき、「いざという時に一歩を踏み出せる人」が当たり前にいる世の中を目指しています。
これらの講習は、皆さまからのご寄付で運営しています。赤十字活動資金にぜひご協力下さい。
